620
@幕下
2015-12-12 17:58:01
小型低位株のメモの第1弾です
会社のファンダメンタルズの変化で選んでいます。新興株や大型株に比較すれば、育てるのに手間も時間もかかります。仕手性の強い銘柄は候補から除いてあるので基本的に動きは退屈です。退屈さを楽しめる人にお勧めかもしれません。笑
私が探し出したい銘柄は、田淵電機のように化ける銘柄です。(赤字→継続企業の前提に関する重要事象記載→同取消→利益急回復→復配→最高益・1株利益100円を達成)この小型低位株復活の黄金のパターンです。
日本化学工業(4092) ※注意 日本化学産業(4094)に在らず 笑
PER 11.3 PBR 0.86
○老舗の工業薬品メーカー。化学品、機能品、賃貸、の3セグメントの事業がある。
○2012年、2013年が連続赤字決算。2013年の四季報に継続企業の前提に関する重要事象記載あり。翌年取消。
○化学品事業では、シリカ製品、機能品事業では、スマホや自動車向けの電子セラミック材料が好調。
○8月4日に今期2Q業績予想及び今期通期業績予想の上方修正を発表した。
通期業績予想は、売上高35,000→36,000、営業利益1,800→3,000、経常利益1,700→2,900、
純利益1,300→2,200、と利益面で大幅な修正となった。
○今期1Q2Qで過去の決算報告に比較して原価率及び営業利益率が大幅に改善されている。
原価率 2015/3 80.6% → 2015/9 75.7%
営業利益率 2015/3 5.8% → 2015/9 9.6%
2015/9の2Q決算で事業別の営業利益を見ると、化学品事業の営業利益が、
前年 139 → 今期 1,079 と940増加し、前年同期比776%と画期的な変化をしている。
○化学品事業の利益の大幅な改善と今期業績予想の上方修正の理由は、決算短信や決算資料には明記されてないが、会社IRとニュースを時系列的に並べれば推定可能です。
もし私の推定が会社の実情と合致しているならば、今後も利益の改善は継続し、高利益体質の企業に変化していくと考えている。
情報開示について消極的な会社なのでなかなか企業活動の実態は見えてこないのですが、技術力は高く、日本にとっても重要な製品を作っています。
○上海交通大学と共同で抗がん剤を開発している。現在臨床試験が継続して実施されている。
○賃貸事業は西淀川工場跡地に商業施設が16年オープン予定、病院が17年に竣工予定。年間家賃4億円の計画。
○次世代発光デバイスLECの電解質を早大と共同開発。
会社のファンダメンタルズの変化で選んでいます。新興株や大型株に比較すれば、育てるのに手間も時間もかかります。仕手性の強い銘柄は候補から除いてあるので基本的に動きは退屈です。退屈さを楽しめる人にお勧めかもしれません。笑
私が探し出したい銘柄は、田淵電機のように化ける銘柄です。(赤字→継続企業の前提に関する重要事象記載→同取消→利益急回復→復配→最高益・1株利益100円を達成)この小型低位株復活の黄金のパターンです。
日本化学工業(4092) ※注意 日本化学産業(4094)に在らず 笑
PER 11.3 PBR 0.86
○老舗の工業薬品メーカー。化学品、機能品、賃貸、の3セグメントの事業がある。
○2012年、2013年が連続赤字決算。2013年の四季報に継続企業の前提に関する重要事象記載あり。翌年取消。
○化学品事業では、シリカ製品、機能品事業では、スマホや自動車向けの電子セラミック材料が好調。
○8月4日に今期2Q業績予想及び今期通期業績予想の上方修正を発表した。
通期業績予想は、売上高35,000→36,000、営業利益1,800→3,000、経常利益1,700→2,900、
純利益1,300→2,200、と利益面で大幅な修正となった。
○今期1Q2Qで過去の決算報告に比較して原価率及び営業利益率が大幅に改善されている。
原価率 2015/3 80.6% → 2015/9 75.7%
営業利益率 2015/3 5.8% → 2015/9 9.6%
2015/9の2Q決算で事業別の営業利益を見ると、化学品事業の営業利益が、
前年 139 → 今期 1,079 と940増加し、前年同期比776%と画期的な変化をしている。
○化学品事業の利益の大幅な改善と今期業績予想の上方修正の理由は、決算短信や決算資料には明記されてないが、会社IRとニュースを時系列的に並べれば推定可能です。
もし私の推定が会社の実情と合致しているならば、今後も利益の改善は継続し、高利益体質の企業に変化していくと考えている。
情報開示について消極的な会社なのでなかなか企業活動の実態は見えてこないのですが、技術力は高く、日本にとっても重要な製品を作っています。
○上海交通大学と共同で抗がん剤を開発している。現在臨床試験が継続して実施されている。
○賃貸事業は西淀川工場跡地に商業施設が16年オープン予定、病院が17年に竣工予定。年間家賃4億円の計画。
○次世代発光デバイスLECの電解質を早大と共同開発。
622
@幕下
2016-01-04 12:58:19
2015年の個別銘柄のランキングが発表されました
値上り率ベスト10(東証一部)は
アイスタイル、ダブル・スコープ、さくら、リニカル、テクノスJPN、
スノーピーク、ネクスト、ディップ、テクマトリックス、MonotaRO
テーマは
化粧品、リチオムイオン電池、フィンテック、創薬、自動運転、
アウトドア、民泊、ネット求人情報、情報セキュリティ、資材ネット販売、
バラバラで偏っていない。
値下り率ランキング(東証一部)で目立つのは、
gumi、enish、オルトプラスのゲームメーカー、シャープ、東芝の家電メーカーです
後は前年賑わった、仕手系です
1年で倍以上になった銘柄も山あり谷ありです
時代のテーマに沿った銘柄選びも重要ですが
利益の成長性の裏付けがあり
持続的に株価が上昇する銘柄はごく一部ですね
後は経営陣の人間性も非常に重要ですね
現在盛況の自動運転、フィンテック銘柄もどこまで行けるのか
短期で鞘取りできる銘柄はいくつもありますが
3年4年と継続的に売上利益の成長可能性がある銘柄を
じっくりと探したいと思います
値上り率ベスト10(東証一部)は
アイスタイル、ダブル・スコープ、さくら、リニカル、テクノスJPN、
スノーピーク、ネクスト、ディップ、テクマトリックス、MonotaRO
テーマは
化粧品、リチオムイオン電池、フィンテック、創薬、自動運転、
アウトドア、民泊、ネット求人情報、情報セキュリティ、資材ネット販売、
バラバラで偏っていない。
値下り率ランキング(東証一部)で目立つのは、
gumi、enish、オルトプラスのゲームメーカー、シャープ、東芝の家電メーカーです
後は前年賑わった、仕手系です
1年で倍以上になった銘柄も山あり谷ありです
時代のテーマに沿った銘柄選びも重要ですが
利益の成長性の裏付けがあり
持続的に株価が上昇する銘柄はごく一部ですね
後は経営陣の人間性も非常に重要ですね
現在盛況の自動運転、フィンテック銘柄もどこまで行けるのか
短期で鞘取りできる銘柄はいくつもありますが
3年4年と継続的に売上利益の成長可能性がある銘柄を
じっくりと探したいと思います
623
えむ
2016-01-05 15:33:49
幕下様
4585 今日も強い動き
よい銘柄をありがとうございました。
一度手放したらどんどん上へ、高値で買い戻し・・・
相変わらずへたっぴぃです。
今年もどうぞよろしくお願いします。
(投稿何度も挑戦したのですが・・・
やっとうまく投稿できそうです)
4585 今日も強い動き
よい銘柄をありがとうございました。
一度手放したらどんどん上へ、高値で買い戻し・・・
相変わらずへたっぴぃです。
今年もどうぞよろしくお願いします。
(投稿何度も挑戦したのですが・・・
やっとうまく投稿できそうです)
624
@幕下
2016-01-07 12:58:54
昨年9月末より日経平均は下がるような感じがします
2月まではキャッシュポジション多めで行きたいですね
私は個別ポジは昨日今日で1/2に縮小しました
一部を除いて年末元気だったテーマ株もガンガン売られてます
2月まではキャッシュポジション多めで行きたいですね
私は個別ポジは昨日今日で1/2に縮小しました
一部を除いて年末元気だったテーマ株もガンガン売られてます
626
@幕下
2016-01-30 14:34:06
昨年紹介した銘柄の中で
日本化学工業(4092)は外します
低位株投資はうまく行く環境にないようです
鷹さん銘柄の日本CMKも良い株価位置まで上昇しましたが
どかっと売られて戻りも弱いです
他の紹介銘柄は今年も成長性に変化は無いと考えています
昨日は不動産銘柄が買われましたが
これから不動産バブルが来るかどうか
個別は金融緩和とは関係なく
業績、成長性、経営者で選択するほうが
うまく行く可能性が高いと思います
日本化学工業(4092)は外します
低位株投資はうまく行く環境にないようです
鷹さん銘柄の日本CMKも良い株価位置まで上昇しましたが
どかっと売られて戻りも弱いです
他の紹介銘柄は今年も成長性に変化は無いと考えています
昨日は不動産銘柄が買われましたが
これから不動産バブルが来るかどうか
個別は金融緩和とは関係なく
業績、成長性、経営者で選択するほうが
うまく行く可能性が高いと思います
627
@幕下
2016-03-26 17:02:49
小野薬品工業(4528)
株価 23305円 PER 132倍 PBR 5.6倍
小野薬品が3月31日を基準日として、4月1日に1株1を5株に分割する。買いやすい価格になるのでこれを機会に書いておきたい。小野薬品の株価は3年間で約4倍に変化しているが、私はここからが本番だと考えており、ブレイク後のミクシィのようなチャートを想定している。
3月24日付けの楽天証券のレポートでは、今後1年間の目標レンジを従来の23000~24000円から29000~30000円に引き上げている。分割後の目標は5800から6000円となる。
レポートの2017年度の業績予想は、
売上390000(160000)、営業利益110000(27000)、税引き前利益113000(29500)、純利益79100(20700)、である。
()内は2016年度の楽天証券予想です。
○オプジーポについて
・オプジーポは免疫細胞を再活性化してがん細胞のみを狙い撃つ、がん免疫治療薬である。三大療法(外科手術・化学療法・放射線)に次ぐ治療法である。
・オプジーポは京都大の本庶佑名誉教授と小野薬品が共同開発し、米国のブリストル・マイヤースクイブ(BMS)とも提携し共同開発した。
・オプジーポは2014年7月に難治性の悪性黒色腫での適応承認後、2015年12月に肺がんの8割を占める非小細胞肺がんでも適応承認された。肺がんは世界で最も患者数の多いがんであり、日本で肺がんを発症する患者数は年間 9 万人を超える。肺がんの治療薬の市場規模は日本だけでも1兆円と言われており、肺がん適応のインパクトは大きかった。
・今回適応拡大された肺がん以外にも、腎臓、胃、食道、肝臓など、様々ながんの適応に向けた試験を行っている。17 年度に腎細胞がん、18 年度には胃がんに適応拡大されると見込まれている。
・オプジーポの投与はステージⅣまで進行し手術不可能な患者のがんが小さくなる、あるいは消えるという効果が報告されている。従来の抗がん剤の延命効果が数ヶ月だったのに比較して、オプジーポが効いた場合、1~2年の延命効果が得られる。
・オプジーポの投薬治療では副作用マネジメントが重要であり、緊急時に対応できる医療施設は、日本では約1000施設がある。
・オプジーポの年間売上げが1000億円を超えた場合、2 年に 1 度の薬価改定でオプジーボは大幅な薬価引き下げが予想されるものの、今後適応がん種が拡大すること継続的に売上げは上昇すると想定される。
・オプジーポは非常に高額な薬である。100ミリグラムあたりの薬価は約73万円になる。楽天証券のレポートでは肺がん患者が1年間使い続けると約3400万円になり、肺がん患者5000人が使えば年間売上高は1700億円と試算しています。
・小野薬品とBMSの提携契約では、日本、韓国、台湾は小野薬品が販売し売上高の4%をBMSに支払い、北米、欧州はBMSが販売し、北米は売上高の4%、欧州は15%を小野薬品が受け取ります。
・非小細胞肺がん向けではステージⅣだけでなくステージⅢで投与されるケースが出てきている。
臨床例が増えると腫瘍の縮小、消失の事例が増える可能性がある。
・オプジーポの累計投与人数の推移。12月31日1357人、1月31日2063人、2月29日3483人。
○小野薬品の直近の動向
・2月2日に2016年度業績予想を上方修正
売上144500→156000、営業利益15200→24000、税引前利益17800→26500、
純利益13300→18800
・小野薬品は自社で30人だったがん領域のMR(医薬情報担当者)を180人に増員し、BMSと合計したMRは300人強と従来の6倍に増えた。小野薬品全体のMRは1000人弱である。
・小野薬品は山口市に40年ぶり新工場を建設する。3月に同市と正式契約の予定。取得予定の土地は約5万8千平方メートル。オプジーボの今後の販売拡大が見込まれることから、新工場建設で国内の生産体制を拡充する。
・がん治療薬の効果や副作用を事前に分析するがん診断薬を開発する。オプジーボが効きやすい人を投与前に確かめられる。がん診断薬は治療薬の効きやすさを判断できるので、効果的な薬剤投与につながるうえ、過剰投与を減らすことで医療費抑制にも寄与するとされる。
株価 23305円 PER 132倍 PBR 5.6倍
小野薬品が3月31日を基準日として、4月1日に1株1を5株に分割する。買いやすい価格になるのでこれを機会に書いておきたい。小野薬品の株価は3年間で約4倍に変化しているが、私はここからが本番だと考えており、ブレイク後のミクシィのようなチャートを想定している。
3月24日付けの楽天証券のレポートでは、今後1年間の目標レンジを従来の23000~24000円から29000~30000円に引き上げている。分割後の目標は5800から6000円となる。
レポートの2017年度の業績予想は、
売上390000(160000)、営業利益110000(27000)、税引き前利益113000(29500)、純利益79100(20700)、である。
()内は2016年度の楽天証券予想です。
○オプジーポについて
・オプジーポは免疫細胞を再活性化してがん細胞のみを狙い撃つ、がん免疫治療薬である。三大療法(外科手術・化学療法・放射線)に次ぐ治療法である。
・オプジーポは京都大の本庶佑名誉教授と小野薬品が共同開発し、米国のブリストル・マイヤースクイブ(BMS)とも提携し共同開発した。
・オプジーポは2014年7月に難治性の悪性黒色腫での適応承認後、2015年12月に肺がんの8割を占める非小細胞肺がんでも適応承認された。肺がんは世界で最も患者数の多いがんであり、日本で肺がんを発症する患者数は年間 9 万人を超える。肺がんの治療薬の市場規模は日本だけでも1兆円と言われており、肺がん適応のインパクトは大きかった。
・今回適応拡大された肺がん以外にも、腎臓、胃、食道、肝臓など、様々ながんの適応に向けた試験を行っている。17 年度に腎細胞がん、18 年度には胃がんに適応拡大されると見込まれている。
・オプジーポの投与はステージⅣまで進行し手術不可能な患者のがんが小さくなる、あるいは消えるという効果が報告されている。従来の抗がん剤の延命効果が数ヶ月だったのに比較して、オプジーポが効いた場合、1~2年の延命効果が得られる。
・オプジーポの投薬治療では副作用マネジメントが重要であり、緊急時に対応できる医療施設は、日本では約1000施設がある。
・オプジーポの年間売上げが1000億円を超えた場合、2 年に 1 度の薬価改定でオプジーボは大幅な薬価引き下げが予想されるものの、今後適応がん種が拡大すること継続的に売上げは上昇すると想定される。
・オプジーポは非常に高額な薬である。100ミリグラムあたりの薬価は約73万円になる。楽天証券のレポートでは肺がん患者が1年間使い続けると約3400万円になり、肺がん患者5000人が使えば年間売上高は1700億円と試算しています。
・小野薬品とBMSの提携契約では、日本、韓国、台湾は小野薬品が販売し売上高の4%をBMSに支払い、北米、欧州はBMSが販売し、北米は売上高の4%、欧州は15%を小野薬品が受け取ります。
・非小細胞肺がん向けではステージⅣだけでなくステージⅢで投与されるケースが出てきている。
臨床例が増えると腫瘍の縮小、消失の事例が増える可能性がある。
・オプジーポの累計投与人数の推移。12月31日1357人、1月31日2063人、2月29日3483人。
○小野薬品の直近の動向
・2月2日に2016年度業績予想を上方修正
売上144500→156000、営業利益15200→24000、税引前利益17800→26500、
純利益13300→18800
・小野薬品は自社で30人だったがん領域のMR(医薬情報担当者)を180人に増員し、BMSと合計したMRは300人強と従来の6倍に増えた。小野薬品全体のMRは1000人弱である。
・小野薬品は山口市に40年ぶり新工場を建設する。3月に同市と正式契約の予定。取得予定の土地は約5万8千平方メートル。オプジーボの今後の販売拡大が見込まれることから、新工場建設で国内の生産体制を拡充する。
・がん治療薬の効果や副作用を事前に分析するがん診断薬を開発する。オプジーボが効きやすい人を投与前に確かめられる。がん診断薬は治療薬の効きやすさを判断できるので、効果的な薬剤投与につながるうえ、過剰投与を減らすことで医療費抑制にも寄与するとされる。